こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。
私は80年代はよく邦楽のコンサートに行っていて、海外アーティストのコンサートまでは残念ながら行けませんでした。
ただ、もちろんテレビやラジオで曲が流れば、あのフレディの素晴らしい歌声に魅了されていた一人です。フレディってビジュアルといい、パフォーマンスといい、ずっと観ていたくなるような存在だと思うんですよね。
死去のニュースが流れたときは呆然としてしまい、しばらく受け入れ難い時期が続きました。あのときは言葉がでなかったわ…。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は予想以上に素晴らしく私なりに感想をまとめてみました。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』あらすじ
1985年のイギリス。ロンドン郊外のウェンブリー・スタジアムではライブ・エイドが開催されていた。大観衆の前に今まさにフレディが登場しようとしている。
場面が切り替わり、時は遡り1970年のロンドン。後のフレディとなるファルーク青年は厳格な両親と暮らし空港で単調な仕事をこなしながら作曲活動をしていた。父親とは折り合いが悪く、彼の夜遊びをよく思っていない。
ファルークはライブハウスであるバンドの演奏に心惹かれる。
メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーに話しかけると、ボーカルが辞めたばかり。ファルークの歌声に魅了された二人は彼をバンドに迎え、ジョン・ディーコンも加わって活動が始まる。
ここから1985年のライブエイトのステージまでの15年間が描かれます。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』見どころとは
【その1】クィーンの曲でアガる↑
全編に渡りクィーンの曲が流れてご機嫌。レコーディングのシーンが楽しい!
「ガリレオ~♪」ってロジャーが歌ってたんだー!…そんな制作の舞台裏は観ていて飽きない。
動画で「完璧に再現できるように死に物狂いで練習した」と言っているだけあって演技している感じがない。自然に世界に入っていけるところが素晴らしい。
【その2】1970年代のファッションがとにかくお洒落
改めて70年代のファッションやアートのセンスに唸りました。この予告編に可愛いと思った洋服が全部出てたー。
その1:ちょっとエスニックなステージ衣装(0:40頃)
その2:赤系の薄手のニット。白いパンツと合ってて可愛い(1:03頃)
その3:ボーダーのTシャツ(1:20)
【その3】ライブエイドの再現シーンが胸を打つ。
後述しますが、ライブシーンは圧巻です。自然に涙が溢れてくるー!
『ボヘミアン・ラプソディ』は20世紀FOXのファンファーレが特別!
この映画の配給は20世紀フォックスですが、ファンファーレがおなじみですよね。
『ボヘミアン・ラプソディ』ではブライアン・メイのギター演奏バージョンとなっています。
私は前情報を入れずに観に行ったので、このファンファーレには鳥肌ものでした!!!
このファンファーレから物語の冒頭へ続く展開が凄い!今まさにライブ・エイドのステージへ出ていくフレディの後ろ姿へ繋がっていくのです。観客の声援がずーんと響いてきて
今から凄いものが始まる感じが分かるんですよ!!
もう泣けた。
できれば劇場で聞くことをおすすめしたいですが、リンクしておきますね。
フレディ役のラミ・マレックの演技が凄い!
なんと言っても主人公フレディ役のラミ・マレックの演技が素晴らしいです。フレディの大胆さと繊細さを見事に表現していると思います。
この物語は事実とは時系列が違っていたり、エピソードを脚色していたりと、あくまでも映画のためのストーリーとなっているそうです。
…とはいえ、ラミ版フレディを通して「本当のフレディもこんな孤独を感じていたのかもしれないな」と考えさせられます。
フレディはザンジバル出身で革命を機に英国へ渡ったそうですので、まず故郷から離れています。両親は厳格なゾロアスター教徒で父親との確執があります。容姿のコンプレックスとか、メアリーを愛しながらも男性に惹かれていて、まさにボヘミアン(放浪者)のような、自分の居場所が無かったのだと思います。
メアリーを見つめるラミ・フレディの視線がせつないんだよね。心では愛しているのに男性を目で追っていて、観てるこちらも苦しくなったりして…。
顔もそんなに似てないし(どっちかというと若い頃のミック・ジャガーに似てる)フレディより小柄だけど、もうなんかそんなことどうでも良くなります(笑)4人のメンバーの中で一番似てないのに、フレディになってるんだよね。
(似てないと言えば逆に他のメンバーは似てますね。特にブライアン・メイは激似!)
そして物語のクライマックスは1985年のライブエイドの20分間のステージを再現しています。このシーン、気がついたら、アレ!?
ワタシ、ナゼダカ涙ガ出テル…(驚)
映画を観た後に感想を検索してみましたが、ライブエイドのシーンでは涙が止まらないというコメントがとても多いんです。なぜでしょうか?
私は曲のひとつひとつにフレディの内面を感じていましたね。フレディの人生がここに表現されているんだなぁと思ったらとても泣けてきたんです。
自分が長くないことを知っていて、それでも最高のパフォーマンスを提供しようとしているその姿であったり、これが現代だったら良い治療方法があるかもしれないとか、セクシャルの面で悩まなくても良かったのにとか、皆そんな思いが込み上げてくるのかなと思います。
数秘術でのフレディは「奉仕の人」
数秘術で見るとフレディは10-1という数字を持っていて、今世で目指していたものは【魂の意識そのものになる】ことでした。
自分自身を理解するまではかなりの自己嫌悪を持ちますし、志がとても高いので完璧を目指す傾向にあります。二元性の中に身を置くと本当に辛いと思うのです。
それだけに若い頃からアートや音楽活動ができていたことは彼にとってはラッキー以上の意味があったのではないかなぁ。
10-1ってものすごいパワーを持っているのに、目的がないんです。
だからキャリア形成では悩むはずなんですけど早い時期から「独創的、声を使った表現ができること」等10-1の才能を発揮できていたことは、自分の本質に繋がりやすくなっていたはずです。また、5-5という数字も持っておりこの数字も声を使うことに長けています。
音楽を通し自分の【マイノリティさ】を世界にメッセージを届けることで救われた人も多いと思うんですね。
世界規模に自己を統合するための奉仕をしてくれたと感じます。45歳という若さでしたが、全てをやり尽くして旅立ったのかもしれません。
まだ観ていないあなたへ一言
ぜひ(できれば音響の良い)映画館でご覧くださいませ!
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
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