こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。
両親が他界してから【実家を処分する】ということが大きな課題だったのですが、2019年に解体・売却を終えました。
それまでやる気が出なかったり、不用品の片づけに時間がかかっていましたが、不動産仲介に依頼をしてからは約10ケ月ほどでした。
今回は2019年の私の実家売却の流れと終了した後に訪れた心境の変化などについてまとめてみます。
実家を売却するのが課題だった
まず私にとっての実家は「親の意向を叶える場所」であり、自分の能力や希望を封印せざるを得ないような【忍耐のいる環境】でありました。
母は私に障害のある兄の世話をさせようという期待が大きく、(親亡き後)福祉施設の長期休暇があるときは兄を迎え入れるように繰り返し言っていました。年末年始、春休み、GW、夏休み等ですね。それぞれ1週間~10日位あります。それ以外の短期の帰省もあります。
「帰省の時だけ面倒見てくれればいいから」と繰り返し言ってましたが、そうなると私が長期休暇を休めないっていう発想は…これが無かったみたいなんですねー!
両親自体「兄の帰省のときは(自分のやりたいことが)何もできない!」とよくボヤいていました。
自分が嫌なことでも娘にはやらせようとするんだなーとそんな時は心が冷たくなったものですが、反抗して「私はやらないよ」というと機嫌が悪くなるので受け流すようにしていました。相手をするとこっちが疲れてしまいます。
そんなわけで、子供のころから親亡き後は兄のことを含め【家というものは、いずれなんとかしなくてはいけないもの】だったのです。
不動産仲介に連絡するまでは売却に悩む
結婚していた頃は賃貸だったためいずれ夫と実家に住んでも良いのかなと思うこともありました。でも離婚してしまいましたし(苦笑)処分したほうが良いんだろうなとは思っていました。
子供の頃は両親、兄、祖母と私の5人で住んでいましたから、一人で住むには広すぎます。
【忍耐のいる環境】と書きましたが
すんごい重いエネルギーが充満している感じなんですー(汗)
周囲の人には【伏魔殿】と言っていましたねー。
多分、親の私に対する期待なんだなーと思います。こうあってほしい=コントロールですから重い重い。
ただ、小学3年生の時に新築した家でずっと暮らしていましたし、その重いエネルギーのことはよく解っていませんでした。実家を出た後、そしてヒーリングを習い始めて自宅と実家を行き来するようになってからようやくそれが何なのか気付くようになります。
子供の頃から当たり前になっていたら気付きにくい。外に出て客観的になれたというわけです。
さて父が亡くなってからインターネットでいくつかの不動産会社に査定を開始し、大体の額も把握できました。でもスムーズには進まなかったですね。
最寄り駅から5分の割に静かな環境です。買い物には困りません。家の造りもしっかりしていて結構柱も入ってる。今時珍しい6畳と8畳の二間続きの和室は開放感がある。庭も広い。
8畳の和室。6畳の和室と二間続きです。
古い家なので和室が多いのですが、最近の家って和室が少ないですよね。住み替えるとしたら居心地の良い和室がある家に住めるのだろうか?
【実家は処分する】という方向性は決まっていても、具体的な行動には出られませんでした。父の喪が明けて2年経ってから今度は実際に不動産仲介に連絡をして担当が決まったところから動き始めました。
不動産業者に感心したこと
さて、仲介業者は決まった。担当さんも決まった。そこで提案されたスケジュールを見ると3ヶ月以内に買主さんを探すらしい。
今までグダグダしていたこともあって「そんなに早く見つかるものなんですか?」と聞くと当然のように「そうですよ」の返答。
不動産を売るときにはいくつかやり方があって、一社に絞るか、二社以上の不動産会社と契約するか選べます。一社(専任)を選ぶと営業活動は3ヶ月と決まっているので頑張ってやってくれるんです。
この人なら信頼できそうだと思う担当さんに巡り合えたら、一社に絞って進めることをお勧めします。
解体してからもまだ必要な工事が発覚
大体の流れについてまとめてみると
2018年12月 不動産会社の担当が決まる
2019年4月 3ヶ月で全ての部屋を片付け、解体業者に明け渡し。解体後に下水工事が必要なことが発覚し、8月までかかることに。
2019年9月 全ての契約が終了
本来は5月に全て終了の予定でしたが、まさかの下水工事の必要性が出てきてしまいました。これに関してはもうびっくりでしたが、仕方ありません。
この工事を終えないと売却できなかったので、期間もお金もかけてやっていただきました。
実家売却後の心や身体の変化
2019年9月末日をもって実家売却のためのすべての工程が終了しました!
心や身体の変化はどうだったかというと、まず室内の不用品の整理が進むにつれてそれはそれは体感が軽くなりました。自分のオーラの周りを渦巻いていた重いエネルギーが徐々に軽くなっていく感じがしました。
そしていくつか自分のこだわりが外れました。どうしてもこうしたい!というのが無くなったのです。
ただ、その後身体はすごく疲れましたよ。体力が回復するのに結構時間はかかりました。放心状態っていうか(笑)
実家を処分する年代は40代~50代位なのかなと思います。自分の仕事や家族のことをしながら実家のことまでやるのは本当に大変なことです。
私は一人でしたし、できる限り業者に依頼しましたがそれでもこんなに疲れるんだというのが正直なところ。
これから取り掛かる方は無理しないでくださいね。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
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