気が弱くて断れないという人のための断り方とは?

こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。

自分のコンディションを心地よくキープするために必要なことは、出来る限りやりたくないことをやらないこと。そのためには時として「断る」必要が出てきます。

嫌だなぁと思いながら仕方なく受け入れると後でどっと疲れますよね?ただ、断りたいと思っても何と言えばいいのか分からない人も多いはず。

今回はそんな方に向けてどう考えて相手にどう伝えたら良いのかをまとめてみました。

断るのに躊躇するのはどんな時?

まず断れない時はどんな心境なのでしょうか。

・相手を傷つけたくない
・断ることに罪悪感がある
・承諾することで良い人と思われたい

こんなところかな。おそらく

相手を傷つけたくないという気持ちが一番強いのかなという気がします。

最初はなんとかなるんです。嫌々でも相手のプランを受け入れられる。でもそれが繰り返されると誘いのたびに何かしら嫌なことが起こることが多いです。

自分の直感を無視して自分に優しくしていないわけですから、優しくない状況が起こりダメージが返ってきてしまうのですね。

ですのでなるべく早い時期に断るのが得策。

そこを難しいと思う方は、

断ることは相手を全否定していることだ

と、とらえていないでしょうか?

冷静に考えるとそんなことは無いはずです。大抵はその提案に対して自分が楽しめないから断りたいはず、ですよね。

相手が傷ついたとしても、その感情の処理は本人しかできません。断った後の相手の心のケアまでこちら側が担当する必要はないと思うんです。

誠意をもって断るならば、大抵の人はちゃんとあなたの考えを尊重してくれると思います。

断るときに理由は(あまり)要らない

つまり、本来は断るときにあれこれ上手い言い方を探さなくても良いのですね。素直に状況を話せばいいんじゃないのかしら。

それでも躊躇がある場合には

・気が乗らない
・予定が入ってる
・体調が悪い

このあたりで話を持っていくと良いのかな思います。

提案してくれたということは、自分を気にかけてくれているわけなのでもちろん「誘ってくれてありがとう。行けなくてごめんね」という感謝の言葉は伝えます。

お互いの自由意志を尊重すると楽しく過ごせるようになる

他者との関係は「自由意志を尊重する」ようにしていけば、基本的には上手く回っていくのではないかと思います。

自分のことを大事にすると同時に相手の考えも大事にする。このスタンスでいればその関係はとても心地よく安心できるようになります。

これは友人関係だけでなく、恋人や家族ともそうですよ。

もう6年ぐらい前のことになります。友人とランチから夕方頃まで一緒に過ごすことになり、どこで食事するか相談したところ、友人がハンバーグが有名な洋食屋を提案してきました。

以前にも二人で行ったことがあったのですが、私の場合は和食が好きなので、多分ハンバーグ定食なら行ったかもしれませんが、今回はいいかなぁという感じでした。細かいけど(笑)

でも友人はその店を気に入っていたし、私の家にわざわざ出向いてもらっていたので希望は叶えてあげたかった。(家の近所の店でした)

そこでランチは別々でその後合流しましょうということにしました。友人はハンバーグを食べられてご機嫌ですし、私もハンバーグを食べずに済みました(笑)

こういうときって多分ランチがメインイベントだとは思うんですが、どちらかが我慢して付き合う必要はないですしね。一緒に過ごす時間は多少減りましたが、何の問題もなかったです(笑)

この経験をしたときに思ったこと。

楽しい時間を過ごすときにはその相手とべったり長時間一緒にいなくても良いのかもしれない。ほんの短い時間でも充分相手を理解して深い付き合いはできるのではないかと思いました。

敵意を向けられたらそっと距離を置く

「そうは言っても、断るとあからさまに敵意を向けてくる人も居ます!」

…うん、そうだね。確かにいる。

でもそういう人とはちゃんと関係性ができてないので、距離を置いてもいいんじゃないの?

物理的にできそうだったら会わなければ良いし、それができないのであればきちんと境界線を引いて自分を守る。

「感情の処理は本人しかできない」と書きましたが、あなたは相手の希望を叶えるために存在しているわけではありません。相手から責めるようならそれは相手の問題ですから。

自分の希望が叶わないのであなたに八つ当たりしているんですよ。

私自身、断わるのはそれほど得意な方ではありませんでした。最初はかなり頑張って断るような感じで失敗もしてきました。でもそのおかげなのか年々楽になってきています。

私の場合は親が私に対して「こうなって欲しい」という想いが相当強かった。つまりコントロール系です。(そういう親は多いですが)

このような場合、

私が親とのパターンをきっちり克服していないとそれ以外の対人関係でもコントロールする側、される側という二極化の関係になりがちです。

(親に対して主張する、NOと言うなどアクションを起こすことでそのパターンは徐々に克服できるようになります)

実はコントロールする側は、リーダーシップをとれて魅力的な人がたくさんいます。

でも申し出を吟味せずに”Yes””と受け入れていると自分のエネルギーを奪われてしまう場合もあるのです。

あれ、何かおかしいな?と思ったらやっぱりそこは断らなくちゃいけない。

私も場合もガッカリされたり、反動で嫌なエネルギーを飛ばしてくるケースもありました。その人が去った後、すぐに胃のあたりに差し込みが来たので解ったんですねぇ(汗)

ある活動をしていたときのことです。

基本、初期メンバーで活動していこうねとルールを決めたのですが、そこに参加したいという人が現れました。

性格的にリーダーに適任でしたので、その人を入れてしまうと仕切られてしまう可能性がありました。

私たちは自分に自信がなかったのですが、未熟でありながらも背伸びせずやっていこうと決めていたので

向こうから近づいてくる人はどんな人でも断ろうと決めていたのです。

本来私たちが決断し行動していくべき部分をその人が担当してしまったら私たちは成長できないからです。

本当に素敵な人だったので辛かったですが断りました。ごめんよ~あなたのこと嫌いで断っているわけじゃないよ~と思いつつ…

そのときは言い方が不十分で、傷つけてしまいました。

相手が期待しているのですから、どういう言い方でもガッカリはさせてしまいますね。

まとめ

実はこの記事を書いている時にある依頼を受けたんです。

自分でも多分できるだろうという内容でしたが、ハートの辺りはキュッとして不安感があり断ったほうが良いんだろうなとわかりました。

幸いなことに「断ってもらっても大丈夫だよ」と言ってもらえたんです。そう言ってもらえる関係って有り難いことだなとも同時に思いました。

まずは勇気を出してあなたの心の内をお話してみましょう。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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