子供は親を選んで生まれてくる~リミッティング・ビリーフを手放す~

こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。

前回は二元性の世界と家族の問題を通して誰もが魂を磨いていることについて書きました。今回は主に家族問題で悩んでいるあなたご自身にやっていただきたいことについて書いてみます。

家族問題は自分と家族、両方のケアが必要

例えばあなたの家族がアルコール依存症、DV、ギャンブル、病気、障害…等々で困っている場合。

どうやったらその当事者を良い方向へ導けるのか?と悩むと思いますが、その当事者だけでは不十分であなたご自身も積極的に内省することが望ましいです。問題は家族共通のテーマなので家族全員が取り組めれば一番良いのですが、やりたくない人もいるはずですので無理強いはできません。

特に両親の世代になると「胡散臭い」と受け入れられないこともありますので、できる人だけがやります。ただ、一人が取り組み、日常的にグラウンディングもできるようになると家族内のエネルギーが変わり、安定していくことも多いです。

この世界はほぼ幻想である!?

ヒーリングを習っている時に講師から

「見えている現実は99.9%が幻想で残りの0.1%が真実なんだよね」

と言われたんですね。え~っ!真実が0.1%なのー???と思ったものですが

「どうせ幻想なら良い幻想にすればいいんじゃない?」とも教わったんですね。

ほお。自分に都合のいいようにしちゃっていいのか。そのためには自分が抱えている「上手くいかない」というマイナスの幻想を手放す必要があるとな。

そうして私の幻想を手放す作業が始まったのですが、ヒーリングスクールのクラスに参加していた約5年間で兄の帰省受け入れが激減しましたし、元夫とお互いより良く発展できるように離婚もできました。

リミッティング・ビリーフを手放す

幻想は正しくは「リミッティング・ビリーフ」と言います。

リミッティング・ビリーフ(Limiting Beliefs)とは物事をネガティブに捉える「思い込み・信念・固定観念」などのことを言います。これは小さな頃、両親との関係で作られます。何かを禁止されることでそれをしてはいけない、これは悪いと教えられると二元性のものの見方になってしまいます。

そしてこの「思い込み・信念・固定観念」が心にブレーキをかけ、行動をすることを妨げます。よく心のブロックと言いますが、そのことです。

生まれたばかりの赤ちゃんは自分の欲求に素直ですよね。特に嫌なことは泣いて感情をストレートに出します。建前はなく常に本音です。

しかし、成長するにつれて両親、兄弟姉妹、祖父母、学校、友人…などの人間関係の中で周囲から責められると自分が間違っていると思い、嫌われないような言動をするようになります。

ただ、両親や周りの人達からすれば悪意からではなく愛情で禁止事項を作っています。愛するがゆえに「常識」から外れてしまうことで生きにくくなるのではないかと思ってやっているのです。

これまではビリーフに守られてきた部分もあるのですが、もう今はそれは足かせになっているので手放していきましょうということなんです。

怖いところはいったんビリーフが出来上がると、それは様々なシーンで繰り返し再現されてしまうこと。

例えば学生のときだけではなく、社会人になっても人間関係が上手くいかない。行き違いが多い、理解してもらえないとします。

それはもとをたどれば両親や兄弟姉妹とどのように接してきたかということになるんですね。人間関係が上手く行かなくなって転職をしても、また同じ問題を繰り返してしまうのはそのためで、今の問題ではなく家族といるときの自分はどうだったかを見たほうが良いのです。

プレアデスのセッションページでも事例としてお金にまつわるリミッティング・ビリーフをいくつか書きました。早く働かないと家族から責められてしまうとかお金を稼ぐのは大変だ等を感じています。

『私たちの心の中が現実に反映される』のは宇宙の法則なので、そのようになる確率は高いのですが、本当にそれが真実なのでしょうか?

すぐに働かなくても大丈夫だと充分に休養してから働き出す人だってたくさんいると思いませんか?

だったらそのビリーフを無くせば良い。

自分にどんなビリーフがあるのかに気づき「もうそれはやめよう」と決断することで、状況が変わっていきます。

心が軽くなり、あまり悩むことも無くなっていきます。

家族にまつわるリミッティング・ビリーフ

それでは、家族にまつわるビリーフを事例として10個、挙げてみます。ご自分に心当たりがあるものは、手順に従って手放してください。またこれ以外の、あなたのご家庭にまつわるビリーフも気付いたら手放します。

リミッティング・ビリーフの一例
  1. 親の言うことは聞かなくてはいけない
  2. 家族から離れてはいけない
  3. 子どもらしく振る舞ってはいけない
  4. 家族のために我慢しなくてはいけない
  5. 自分のやりたいことは後回しにする
  6. ありのままの自分では愛されない
  7. 甘えてはいけない
  8. 両親は(兄弟姉妹)に譲る
  9. 両親の代わりに兄弟姉妹の面倒を見なくてはいけない
  10. 感情を出してはいけない
ビリーフを手放す
思い浮かんだビリーフを紙に書き燃やす。(!火の取り扱いに注意!)燃やさない場合はビリビリに破って捨てます。

(※有料セッションの内容を「再現するとしたらこんな感じ」ということで書いていますのでその点はご了承ください)

まとめ

今回はリミッティング・ビリーフというものがあり、これをひとつひとつ手放していくことで心が軽くなっていくことを紹介しました。何か嫌なことがあったとき『どのような自分の内面がこの現実を見せたのか?』と考えてビリーフに気付くことができると大きく前進します。

ただ、潜在意識にあるビリーフ(お腹にいるときに母親の意識と繋がり、そこからビリーフができることもあります)には気づきにくいことも多く、自分でケアできにくいので徹底的にやってみたいという方はセッションにお申し込みください。

次回はトラブルになっている本人についての記事を書きたいと思います。あなたは怒りや嫌悪感でいっぱいかもしれませんが、本人はとっても頑張っているんですよ。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!

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