こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。
前回はあなたを制限してしまっているリミッティング・ビリーフがあるということについて書きました。今回はトラブルを抱えている家族本人についてまとめます。
魂レベルの話ですので理解できない部分もあるかもしれませんし、証明もできないことですが、こういうものの見方もあるということを知っていただけたらと思います。
スピリチュアルな視点からの障害者(ダウン症)
日本は調和を良しとし迷惑をかけることに対して嫌悪感を持つ人が多いため、例えば障害者を排除するような思想を持つ人がいます。行き過ぎてしまった例として相模原の事件がありました。
ただ、私たちはこの地球で魂を磨くために様々な困難に立ち向かっています。すべての人がそうであり一般的に「社会からはみ出している」と思われている人もです。
例えばドランヴァロ・メルキゼデク氏が著書で興味深いことを書いています。彼は古代の叡智を研究しマカバ瞑想や神聖幾何学を世界中に広めた人です。
トートによると、地球にはそれぞれの人間が通過する、まったく異なった5つの生命の段階、あるいはレベルというものが存在するそうです。私たちが5段階目に達するとき、生命として知られているもの自体を超越して変容します。
出典:フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)(107頁)
どうも人間には5段階あり、なんとそれぞれ染色体数が違うのだそうです。
ま、これは多次元レベル(高次元)のお話です。なぜなら最終の第5レベルでは人間には52の染色体があり、身長が15~18メートルくらいになるそうですから!!
たとえばダウン症のように、意識レベルの狭間にあるような状態もあります。ダウン症は、私たちのいる第2レベルから第3レベルへ移行しようとして、それが完璧にはいかなかった人たちです。
(中略)
ダウン症の人の染色体は45+2ですー1個は得られたのですが、もう1個は得られませんでした。その人たちが得たのは感情的なほう、つまりハートのほうであることは明白です。もしあなたがダウン症の子供たちを知っていたらおわかりでしょうが、彼らは純粋な愛そのものです。ただし、どうやって人間意識の第3レベルへと移行するのかがわからないのです。彼らはそれを学んでいるところです。
出典:フラワー・オブ・ライフ ― 古代神聖幾何学の秘密(第1巻)(108頁)
うちの兄はダウン症ですけど、もし染色体をもうひとつ得ていたら、私たちより高次元に存在していたんですかね~?!
3次元的なものさしでは測れないところを彼らは魂レベルで目指しているのかも…!?
病気、発達障害、身体障害、知的障害の方にとっては現代社会はとても生きにくい場所です。なんとか健常の子供と同じレベルにさせたいと、特別支援学校に行かせない親もいます。発達障害のように何か突出したものを磨こうと設定してきたのに平均的なものを目指す環境に所属することは大きなストレスになります。
もし通常の社会生活から外れ非生産的、怠惰だと思われるような生き方をしていたとしても、それは苦しい環境に身を置いて魂を磨くためであり、本人たちはとても一生懸命で悪気はありません。
ただ、もちろんあなたがそれを100%理解する必要できなかったとしても仕方ありません。現在の社会とは違う価値観を目指しているのですから、何かしらのいらだちを感じるのは当然といえば当然です。
理解できない、理解したくないで良いと思います。ただ、前回のビリーフを手放す作業をコツコツと続けていくと不思議と「自分とは違うところで学んでいるのかも」と尊重できるようになってきます。そのときのあなたの内面はとてもクリーンですっきりしていると思いますよ。
アルコール依存症、DV、ギャンブル
障害ではなく、アルコールなど何らかの依存症の場合は少し意味合いが違ってきます。彼らは親との関係で大きな傷があり、それを癒せないまま大人になっています。不安、怒り、悲しみ、恨み等二元性の中で苦しんでいるのですが、向き合うのが怖いので他のもので心を満たそうとするのです。
それがあなたのパートナーであればまずは一旦離れる。我慢してその場に居続けない。自分がなんとかしようと思わない。あなたが子供だったら夫婦の問題に首を突っ込まない。子供が両親の間を取り持とうと頑張ってしまうこともありますが、それはしない。自分がどうやったらこの状態から抜け出して幸せになるかを考えてください。
それでも距離を置けない場合
あなたが社会人であるならすぐにでも家族と離れて暮らして欲しいのですが、まだ学生で親の保護下にある場合も多いでしょう。過干渉の親についてのまとめでも書きましたが、〇年後には離れると決めて家を出る準備をしてください。
緊急の場合は、児童相談所全国ダイヤル:189に電話しましょう。近くの児童相談所に繋がり対応してもらえます。とにかくヤバそうと思ったら逃げていい。
あとは介護で家を離れられないということもあるかもしれませんね。自分の親ならまだ何とかやろうという気にもなると思いますけど、例えば結婚してずっと同居して義父母の介護をしなくてはならない(パートナーが介護できない・介護しない)ということもあると思います。
認知症で暴力的になったり問題行動を起こすこともあると思うのですが、その場合には、ご家族本人にヒーリングを受けていただくのが良いかと思います。
本来はご本人にお申し込みしていただくのが望ましいですが、判断能力が無い方はご家族の意志でも大丈夫です。
これは私個人の考えですが、魂は永遠である、最終的に3次元での肉体を魂が離れて転生するということを理解できないと、死への恐怖が勝ってしまい、逃避のために認識が低下していくのだと思っています。
肉体が無くなることへの不安を取り除くことが大切だと考えていますし、高齢の方は年代的に充分に愛情を受け取れなかった可能性もありますので、傷ついた感情を癒やすということも大切だと思います。
まとめ
今回は、トラブルを抱えているご家族本人の内面でどんなことが起こっているのか書きました。まずはこういう傾向があるよという一般例として書かせていただきましたので、個々のケースは違ってきます。
次回はあなたとご家族、それぞれがやったほうが良いことについて、書ききれていないこともありますので、補足してまとめます。基本的にはあなたが無理をしないでできるところはやるというスタンスでいていいと思います。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
参考図書:フラワー・オブ・ライフ(第1巻) 古代神聖幾何学の秘密(ナチュラルスピリット)
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