こんにちは。あなたの自由度をあげるヒーラー セントラルサン林 陽子です。
今回はご両親とのコミュニケーションでストレスを感じた時の対処法について紹介します。あまりたくさんのことをやるのも大変なので、シンプルな3つのステップとしてまとめました。
人間関係の土台は親や兄弟姉妹とのコミュニケーションで造り上げられたもの。親との関係が良くなれば、友人、恋人、仕事での人間関係でも無理をしなくても上手くいくようになり、ストレスが減っていきますよ。
過干渉とはどういう状態?過保護との違いは?
親の過干渉とは以下のような特徴があります。
- 親が望むことを子供に強要する
- 子供のやりたいことを自由にやらせない
- 子供の行動を管理しようとする
- 価値観を押し付ける(意見を否定される)
私の家族を事例としてあげてみます。
両親と兄が障害者という家庭で育ちましたのでそれはそれは過干渉でしたねー。両親はすでに他界したので今は解放されましたが、いや~しんどかったです!
私の場合は母親がかなりの過干渉でした。上の特徴でいうとまんべんなくありましたが、
(1)子供に強要
(2)やりたいことをやらせない
…が特に多かったと思います。
私のように兄弟が障害者だと、親の亡き後、面倒をみることを望まれます。近年はそれは良くないことだという認識が定着し始めましたが、私の子供~学生の頃は【兄弟の面倒をみることは美徳である】という考えがまだまだ強かったのです。何かあれば兄のことを言われ、兄の在籍する福祉施設の行事に関わらせようとしていました。
親が私にやらせたいものにはお金を出すけれど、私がやりたいと言うことに対しては出してくれないとか。具体的には高校の時に留学したかったのですが、お金もかかるしとんでもないと。
確かにお金はかかるので私も申し訳ないという気持ちはありました。
ただ、夢(留学)を叶えている同級生もいたので、その差はなんなんだろうとも同時に思うわけですよ。
進路も私はまったく希望していないのに、兄のことに携わらせようと福祉系をすすめてきたり。
「この人(母)私の気持ちなんてどうでもいいんだな」とよく思ってました。
私は海外で過ごしたいという思いが強かったので、自由にさせてしまうと、自分たちが困ったときに頼れない。兄の面倒を見てもらえないなど私を近くに置いておきたかったのだと思います。
つまり…
【親自身に心配事があり、不安を解消できないが為に子供に繰り返し言質(げんち)を取って安心したい】…心の現れなのかなと思います。
さて過干渉に比べ過保護はどういう状態でしょうか?
「子どもが望んでいることを必要以上にすること」です。昔はよくないと言われてましたが、欲求が満たされれば子供は満足し多くを望まなくなる、小さい子供のうちのある一定の期間では重要なことと最近では考えられているそうです。
過干渉の親に育てられるとどうなる?
この他にもあると思うのですが、今回は私自身の経験を事例としてこちらもあげてみます。
何が正解かよくわからなくなる
親の意見と自分の考えが違うので何が正しいのかよく混乱していました。
さすがにそれは承服できないということは断るのですが、そうするとがっかりされ、機嫌も悪くなるので自分がワガママなんだろうなと思っていました。当然、罪悪感もあります。
状況に対しての「正解」というものが必ずあるのだろうと思い、何が正解なのかずっと考えていて頭をフル回転させていました。疲れるわけですよね…
自分に自信がない→完璧主義
できてあたりまえ、褒められたためしがまずなかったです。
母の希望通りに動かないことが気に入らなかったのでしょう、私のことを「やらない・動かない・だらしない」という評価をしていて、面白おかしく親戚にも吹聴していました。そのため、自分に対しての評価も低く、完璧にしないと突っ込まれると思っていました。
感情を押し込める
かなり厳しいことを言われるので辛くなったことも多かったのですが、そこで泣いてしまうと弱みを見せてしまってバカにされそうなので感情を押し殺していました。そうすると「ブスッとしてる」と言われ、踏んだり蹴ったりです(苦笑)。
何も感じないようにしているわけですから、うまく自己表現ができなくなってしまうんですよね。ちょっと何か話そうとするだけでも感情が込み上がってきてしまうこともあります。(本当はそれでいいんですけど)
自分より他人を優先する
自分より家族を優先しなければならなかったので、それが他の人間関係でも影響しています。意見を言うのも躊躇するし、残り物があれば貰うとか、堂々と一番になってはいけないと思っていました。かなり能力的にも封印してきたかもしれないですねー。
それでは、いよいよ対処法を紹介します。
以下の3つを試してみてください。
(1)グラウンディングしてオーラを整える
これは親だけでなく対人関係において、すべての方に有効なワークです。ぜひ、毎日やってみてください。
(1)グラウンディングをする
(2)オーラの保護をする
グラウンディングする
(1)グラウンディングは、こちらに説明をしてありますのでご覧ください。その後にこれから説明するオーラの保護をします。
オーラを整える
オーラとは身体から発せられるエネルギーで感情とともに常に変化します。たまご型に整えておくことで安定しますので、そうイメージしてください。グラウンディングとともに毎朝やっておくと良いです。
(背中と足元はオーラが壁や地面や床を突き抜けているイメージです)
オーラの大きさですが日常生活では片手を伸ばした位の距離(50~60センチ)に整えます。オーラの周りは厚い層になっていて、ネガティブな他者のエネルギーを侵入させないように意図をします。
では、なぜこんなことをするのでしょう?
そもそも私たちは自分と他者をしっかり分けることの重要さを誰からも教わっていませんよね。学校でも習いません。
関係性が曖昧だからこそ「どちらが正しいのかはっきりさせたい」とか「○○は間違っている」という考えが起きるのだと思います。(ネットでもそんな論争がたくさんあります)
自分と相手が違う存在だと分かっていれば、ちゃんと相手の考えを尊重できると思いませんか?
そのためには意識の上で「あなたと私は違います」とはっきりさせておく必要があります。
脅かせるつもりはないのですが、無防備でいると親はもちろん友人、知人からの念(サイキックコード)が飛んできて知らない間に受け入れてエネルギーで繋がっていることがあります。(これは誰にでもあります)
「この人とはあまり付き合いたくないのにNOと言えないなぁ」という場合、コードで繋がっている可能性があります。
(2)ちゃんとコミュニケーションする
嫌なら嫌と言う
言われたことに対して嫌ならNOと言っていいです。罪悪感があるかもしれませんが、決して親不孝ではありません。
私もよく嫌だ、嫌だと言っていましたね。それで親も気付くことがあったようです。おそらく親側は、自分たちの言っていることが間違っているなんて最初はこれっぽっちも思っていないんです。(だって間違ってるって認識があればやりませんよね)
ですからNOということはとても大事です!
あまりにも理不尽なことを言われ圧倒されてしまって、その場では一旦受け入れるような形になっていたとしても後からNOと言い直してもいいじゃないですか。
一旦了承したものはずっと引き受けけなければならないことはありません。「やっぱり嫌だからやらない」という勇気を持ちましょう。
「こんなこと言ってはいけないのではないか」と罪悪感で何も言えないこともあるかもしれませんが、あなたの欲求を満たすのはあなた本人だけなので、頑張って主張しましょう。
発言の意図を確認する
よく「〇〇って言われたけどどういう意図があってそんなこと言ったんだろう?」って思うことありませんか?それを本人(親)じゃなくて第三者に「こう言われたんだけどどういう意味だと思う?」と相談することがあると思うんです。
それはぜひ、本人(親)に聞きましょう。誰に聞くより確実です。
気をつけることは「〇〇と言われたら△△という意味に違いない、ムキーッ!」と結論づけて、売り言葉に買い言葉のようにならないように。相手(親)が同じように考えているとは限らないこともあります。
もやもやしたままだと、いつまで経っても「あれは何だったんだろう?」と何かあるたびに思い出してしまいます。
それはあなたの中に無駄なエネルギーとして残っているので、気になることはちゃんと聞き、思いは昇華しましょう。
それでもダメならスルーしてしまう
NOと言っても繰り返し同じことを言われる場合もあると思います。そうなったらもうスルーするようにしてしまいましょう。
よくあまりにもうるさいから「どうやったら言わないでもらえるのか」と思うこともあると思うんですが
そこにエネルギーは注がないほうがいいです。疲弊しますので。
インターネットでも炎上しているところに参加すると余計なエネルギーを使いませんか?疲れそうなところには近づかないのが一番です。
(3)物理的な距離を取る
最終的には物理的な距離を取って自分を守ります。私も一人暮らしを始めるときには抵抗されましたが、決断してやりました。年齢的にはとても遅くて29歳のときでした。それぐらい親がまとわりついていました。
「次はいつ帰ってくるの?」と電話がきてうんざりしたこともありましたし、更新の段階で親が入院することになり、結局また実家に戻ったのですが、経験できたことは良かったです。
あなたがまだ学生であれば、社会人になったら一人暮らしすると決めて少しずつお金を貯めるなど、今から水面下で準備を始めましょう。
当分一人暮らしはできない場合は、自分の部屋があるのなら掃除はきちんとします。そこにいれば居心地が良いという空間があることはとても大切です。そして休日はなるべく家に居ないで外で過ごす。勉強、スポーツ、趣味を楽しむ。自分を満足させるように取り組んでみてください。
まとめ
人間がふたり居れば、考え方もそれぞれ。親子だからといって同じ価値観ではありません。違和感を感じたら、なるべく距離を取り心を穏やかにできるように工夫しましょう。
それにはまず、自分の概念の中で他者(親)ときっちりセパレートすることが大切です。イメージするのにお金はかかりません。思いついたらやってみてくださいね。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
参考図書:プレアデス覚醒への道―光と癒しのワークブック(太陽出版)
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